やんさーの独り言:

「ＣＣＲ」はオフロードバイクイベントとしては、かなりおもしろい。
現に鹿児島BIGOFFのCCRを年に１回は必ず行っています。
しかしながらこのCCR、主催者側は大変です。
ルート設定、試走、コマ図データ作り、データ入力（コマ図作り）、コマ図試走、最終試走
以上、６行程もあります。とても一人では、準備できません。最低２人必要なのです。
楽しいですがあまり開催できないのが、実状です。
「鹿児島５００Ⅱ」を以前やりましたが、準備期間６ヶ月、スタッフ７名、推定総走行距離７０００KM・・・やりすぎですね～
CCRは手間が掛かるので毎回私はスタッフ側なのですが、今回はなんと参加者です♪
約１００ｋｍのＣＣＲです。今回は、林道塾のＪ９さんが一人で地図まで書いたそうです。
コマ図試走は、書いた本人では駄目なので我が倶楽部の怪鳥が行ったそうです。

２３日うきうき気分で集合場所へ・・・ワープ！(^_^;)
コマ図をもらい貼り付け順番を待ちました。
今回のマシーンは、キングタイガー戦車・・・もといＲ１１００ＧＳ！
今回のＣＣＲは、「BIGOFFでも大丈夫ですよ！」というアナウンスを受け出場！
怪鳥も１カ所難所があるので、BIGOFF用のエスケープを準備するとの事でした。
出発前にBIGOFFの２台は、エスケープも準備してありますが恐らく走破できる技量があるでしょうとの事。駄目だったら後戻ってエスケープしようと思いました。

走り出すと日頃走る林道なのに、コマ図で走る為か新鮮に感じます。
３本目の林道当たりから迷走するバイクが多数！
途中で迷っているバイクを分岐で待ったりして、非行の道から更生させていました（笑）
昼近くになると、路面状態のいい林道からBIGOFF大敵の「縦溝」の林道へと変わる(T_T)
既に舵の効かないGSを気合いで操り、無事コンビニにたどり着く。

昼食を取りながら参加者と談笑！

程なく、午後の部スタート！
いよいよ難所にたどり着きアタックするが、難所途中に人影が見え再スタートしやすいところに止めた。
すると、前ブレーキだけではバイクが下がってしまう。慌ててクラッチを繋ぎバイクを止める。
再発進は、無理だと判断。先を見に行くと、もう一台のF650GSを数人で上に上げていた。
ウッシーさんに手招きされるが、バッテンを手で合図してバイクに戻り一人でUターンさせる。
エスケープポイントまで戻り、エスケープルートに行くがコマ図と距離が合わない？
何度も走って確認するが、合わない。コマ図より１００ｍぐらい先に林道の入口発見。
試しに進入すると草ボウボウで、まともに走れない。木の枝も低くスタンディングできない。
前の見にくい体制で６００ｍ程走ったところでバイクが急停止？
慌てて足をつくと、ひざが曲がる？そう、バイクが埋まっています(T_T)
２８０ｋｇのバイク、押しても引いてもピクリとも動きません！
諦めて助けを呼ぼうにも携帯電話は無情にも圏外を表示！
最後の手段を取る事にした。左側のシリンダー付近に落ちた枝などを引いてシリンダーが埋まらないようにしてバイクを横倒しにして、そのままバイクを回転。
道の斜面にタイヤを当て、根性でバイクを起こす。斜めになったままエンジンを始動。
クラッチを繋ぎゆっくりとそのまま進み、路面の良いところで道に戻した。
この間、約３０分・・・・死んだ！　　１０分後、また来た道を戻りルート分岐近くの東屋から怪鳥にTEL。
怪鳥より最終林道を教えてもらい、直接エスケープしました。

赤×：難所アタック失敗

緑×：エスケープ失敗「スタック！」

青点線：エスケープルート（予想）

何とか林道で怪鳥と出会いエスケープルートの話をすると、残りのメンバーを捜して連れて帰ってきてくれとの事。

またルートを戻り、残りのメンバーを発見！引き連れてゴールを目指しました。１５：３０無事ゴール！
いやーＣＣＲは、楽しいなと再確認できました。・・・スタックを含め・・・オレってＭ・・・